オリジナルはこちら(2011/5/5)
今日はこどもの日。そして3日後は母の日ということで、子供の頃の極めてパーソナルなことを書こうと思います。
Collaborationに関係ない? たまにはイイじゃん!
あれは、
俺が小学
4年か5
年生くら
いの頃。
幼稚園か
ら筋金入
りの悪ガ
キだった
俺(そう
そう、幼
稚園も強
制退園寸
前でした
。先生の
言うこと
を聞かず
、気に入
らない事
があると
脱走して
しまう子
だったら
しい)は
、その日
も母親を
担任の先
生に呼び
出され、
放課後に
緊急3者
面談が開
かれまし
た。
ふてくさ
れてただ
黙ってい
る俺を前
に、先生
は、いか
に俺がク
ソガキか
を母親に
向けて話
し始めま
した。
掃除をサ
ボる。取
っ組み合
いの喧嘩
をする。
授業の邪
魔をする
。先生が
ビンタし
たら往復
ビンタで
やり返す
…。
その一つ
一つの話
に頭を下
げ、「申
し訳あり
ません」
「よく言
い聞かせ
ます」と
ひたすら
謝り続け
る母親。
本当にも
うただひ
たすら謝
り続けて
いました
。
担任の先
生も相当
フラスト
レーショ
ンが溜ま
っていた
と思いま
す。そし
て、ただ
ひたすら
頭を下げ
て謝り続
ける母親
の姿が、
逆に怒り
を増幅し
てしまっ
ていたの
かもしれ
ません。
でも、先生の一言で事態は思わぬ展開に。
「ほんとにこんな生徒は前代未聞ですっ。将来は絶対ろくな大人にならないと断言します!」
この言葉
に、それ
までひた
すら頭を
下げて謝
り続けて
いたおふ
くろが頭
を上げ、
先生を直
視しなが
ら言いま
した。
「先生、
今の言葉
だけは認
められま
せん。取
り消して
ください
」
先生はち
ょっとう
ろたえな
がらも「
間違いあ
りません
。ろくな
ものにな
らないっ
」とか「
高校なら
退学にで
きるのに
」とか、
そんなこ
とを言い
ながらお
ふくろの
言葉に取
り合いま
せんでし
た。
「先生。
本当にう
ちの子は
たくさん
悪さをし
ているし
、ご迷惑
をおかけ
している
と心苦し
く思って
います。
でも、先
ほどの"
絶対にろ
くな大人
にならな
い"って
言葉は取
り消して
ください
。」
おふくろ
が強い調
子でもう
一度言い
ました。
この後は
、はっき
りと思い
出せませ
ん。涙を
隠すこと
だけに必
死だった
から。
でも結局
、前言撤
回を拒否
した先生
を置いて
、おふく
ろに腕を
引っ張ら
れるよう
に教室を
後にした
ことだけ
は覚えて
います。
中学でも
高校でも
、さんざ
んトラブ
ルを起こ
し続けて
きました
。
「ろくな
大人」っ
ていうの
がどんな
ものか、
今でもよ
くわから
ないし、
自分の中
ではいろ
んな後悔
や懺悔の
気持ちは
あるけど
、それで
もまあ学
生生活を
終えてか
らは、人
様にはそ
んなに大
きな迷惑
をかけず
、自分の
尻拭いは
自分でし
て生きて
きたと思
っていま
す。
子供の時
から、俺
は人一倍
、いや百
倍くらい
おふくろ
に心配を
かけてき
たと思い
ます。
でもこの
一件は、
そのとき
からずー
っと、今
でも深く
心に残っ
ていて、
「何があ
ってもお
ふくろは
俺を信用
してくれ
る」「何
があって
もあの言
葉を裏切
っちゃい
けない」
と時折頭
に浮かび
ます。
偉そうな
ことは言
えないし
言う気も
ないです
。
でも、こ
の一つの
出来事は
死ぬまで
忘れない
と思うし
、忘れた
くないっ
て思って
ます。
ステキな
こどもの
日を。そ
してステ
キな母の
日を。
Happy Collaboration!