オリジナルはこちら(2011/5/12)
「SECIモデル(SECIプロセス)」って聞いたことありますか?
ナレッジマネージメント(Knowledge Management)や社内SNSなどに興味を持っていたり、業務で関連している方はきっと耳にしたことがあるんじゃないかと思います。
以下、Wikipediaより一部引用します。
「
SECIモデル」
「個人の知識を組織的に共有し、より高次の知識を生み出す」ということを主眼に置いたナレッジマネジメントを実現する場合、そのフレームワークとして以下の4段階のプロセスが提示されている。このプロセスは、各段階の英語名称の頭文字をとって“SECI(セキ)プロセス”、あるいは単に“SECI”と呼ばれる。これは野中郁次郎(一橋大学大学院国際企業戦略研究科名誉教授)と竹内弘高(ハーバード大学ビジネススクール教授)が執筆したThe Knowledge Creating Company(『知識創造企業』梅本勝博訳、東洋経済新報社)において、提唱された。
共同化 (Socialization) / 表出化 (Externalization) / 結合化 (Combination) / 内面化 (Internalization)
私もCollaboration Ener
gize
rとして
ここ数年
、社内S
NSを推
進する立
場として
SECI
モデルは
もちろん
、野中郁
次郎さん
のインタ
ビュー記
事などは
何度も目
にしてい
ましたし
、「なる
ほどこん
なに昔か
ら社内S
NSのベ
ースとな
る考え方
があった
んだなぁ
」と感服
していま
した。
そして「
いつか機
会があれ
ば、野中
さんのお
話しを伺
ってみた
いなぁ」
と思って
いました
。
そしてな
んとなん
と、今日
、縁あっ
て、野中
さんが現
在理事長
を務めら
れている
富士通総
研さん社
内のプラ
イベート
勉強会に
、講師&
パネラー
の一人と
して参加
させてい
ただける
ことにな
りました
。
富士通総研の
吉田さん、本当にありがとうございます!
私のパー
トではI
BMの社
内
SNSについて
、主にそ
の思想や
背景につ
いて話を
しようと
思ってい
ますが、
もしチャ
ンスがあ
れば、デ
ィスカッ
ションの
場では野
中さんが
考える「
社内SN
Sへの投
資とリタ
ーン」に
ついて聞
いてみた
いなと思
っていま
す。
というの
は、「で
、実際に
それはど
れくらい
企業に利
益をもた
らすもの
なの?」
か、ある
いは「ど
れくらい
費用を削
減できる
ものなの
?」とい
う、利益
のみ、あ
るいはコ
ストのみ
の観点で
の質問が
(いまだ
に?)中
心になる
ことがあ
るからで
す。
個人的に
感じてい
るのは、
社内SN
Sは多く
の場合、
大きくま
とめると
以下の2
つの観点
があると
思ってい
ます。
そしてこ
の2つは
、それぞ
れバラバ
ラに切り
離されて
考えられ
るもので
はなく、
密接につ
ながって
いるもの
だと思い
ます。
「企業文
化の変革
」は、イ
ノベーシ
ョンが産
まれやす
い状態へ
の、イノ
ベーティ
ブな企業
への変身
であって
、これは
「利益向
上への道
」
「生産性 & 能力向上」は、一人一人の能力が向上することで、全体としての「コスト削減」への道」
捉えることができるかと思います。
ちょっと、言い方を変えてみます。
「1. 企業文化の変革」は「2. 社員の人
間力」を
向上して
いき、「
人間力向
上」は「
3. 生産性や実行力」を向上していく。
そしてそれらが「4. イノベー
ション(
あるいは
カイゼン
)を通じ
た企業の
価値」を
向上して
いく。
そしてこ
こで出て
きた4つ
が、一方
通行では
なく、よ
り有機的
で双方向
性を持っ
てそれぞ
れ密接に
つながっ
ている、
と思うの
です。
今日はせ
っかく野
中さんに
お会いで
きるので
、オマー
ジュを込
めて「S
ECIモ
デル」な
らぬ、P
achi
流の「C
EPIモ
デル」を
図にして
みました
。
企業文化 (Corporate Culture)
社員力 (Employee & Human Power)
生産性&実行力 (Performance & Productivity)
イノベーション (Innovation)
個人的に
は「うま
くまとま
ってる!
」とご満
悦なので
すが…。
いかがで
しょう?
よし、今日は「CEPIモデル」を野中さんにぶつけてみるぞっと!
Happy Collaboration!