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Pachi's Blog Annex ~自薦&自選よりぬき~

『Pachi -the Collaboration Energizer-』の中から自分でも気に入っているエントリーを厳選してお届けします♪

ティナ・シーリグさんのイノベーション・エンジン講義に参加しました

オリジナルはこちら(2011/11/12)

 

昨日は、NECさんの「C&Cユーザーフォーラム」にお邪魔し、ティナ・シーリグさん(知らない人は少ないだろうとは思うけど、はたしてどうやって紹介するのが適切なのだろう? ベストセラー『20歳のときに知っておきたかったこと』の著者? NHKの『スタンフォード白熱教室』の先生?? スタンフォード大学のカリスマ???)の講演『イノベーションへの扉を開く、クリエイティビティの法則~スタンフォード大学集中講義~』を聴いてきました。

 
いやぁ、本当に面白かったです。50分があっという間に過ぎていきました。
『inGenious(インジーニアス)』という来春発売予定という新著の中で取り上げられる、下記の6つのキー要素(「イノベーション・エンジン」とも呼んでいました)がメイントピックでした。
■Innovation Engine
  • Attitude - 態度
  • Knowledge - 知識
  • Imagination - 想像力
  • Culture - 文化
  • Habitat - 習慣
  • Resources - 資源
このイノベーション・エンジンを、どうやって強めたり伸ばしたりしていけば良いか、そしてそれぞれがどうつながっているかを、「Ideas aren't cheap. They're FREE.」というキーワードやさまざまなエピソード、Videoを絡めてお話してくれました
ちなみに「Ideas aren't cheap. They're FREE.(アイデアは"安い"んじゃなくて、無料で一円もかからないものよ)」という言葉は、一般に使われている「Ideas are cheap(アイデアは手軽なもの(だからもっとみんなアイデア出そうよ))」をもじったニュアンスだと思います(どなたか、もっとうまい説明ができる方いらっしゃいませんか?)

そして本のタイトル『inGenious(インジーニアス)』は「スーパー・クリエイティブ」という意味ですが、同名のボード・ゲームがあるようで、それを知っている人にとっては本の表紙デザインも「ニヤリ」とするものになっているようです。
 
ここでは、それぞれのポイントを書いていくのではなく、特に私にとって興味深かったお話やエピソードなどを紹介したいと思います(いくつかは『NHK スタンフォード白熱教室』でも紹介されていたのを見た記憶があります)。
 

 
メタファーは偉大
「靴ってxxxだ。だってxxxだから」 - メタファーを使い、一見関連性のないものを組み合わせてみることが、発見や気づきを誘発してくれる。
 
この話を聞いていて、佐藤可士和さんが「見立て」という表現を使いまったく同じことを言われていたのを思い出しました。日常生活の中から「これってxxみたい」と見立てるトレーニングをすることで、「掘り下げて共通点を見つける」ことができるようになり、新しいアイデアを得られると言われていたと思います
 
運のいい人悪い人
ロンドンのある大学教授が、「自分はツイている/ツイていない」という人たちに、同じ新聞を1部渡して掲載されている写真の数を数えてもらうという実験をした。結果は…
・ツイていない: 全員不正解
・ツイている人: 全員正解。しかもたったの5秒で。
 
新聞の2面には「数えなくてよい。写真は全部で43枚だ」とでかでかと書かれていたのに、「自分はツイていない」という人にはそれが目に入らなかった。
近視眼的になりすぎると観察力はむしろ低下するもの
 
カルチャーってBGM
映画『ロッキー』シリーズの、ロッキーのトレーニングシーンを2分ほどに編集した映像を、おなじみの「ロッキーのテーマ」をBGMにしたものと、メロウで物悲しい曲をBGMにしたもので見てみると、まったく印象が異なる(メロウな曲では「ああ、ロッキーは絶対勝てないな」と感じる)。
 
Cultureとはそういうもので、同じ物事を見たときや同じ物事に直面したときに、その受け止め方を色づけるもの。あなたの周りでは、悲観的なBGMをつけたり色付けをする文化が幅を利かせ過ぎていませんか?
100人が態度を変えれば、文化は変わる。

 
最後に、ティナさんが講義の中でも紹介していた動画をひとつ紹介します。
「世界一深いごみ箱」というものです。



もし「この動画おもしろい! 好き」と思ったら、Thefuntheory.comにある「Piano Stairs」もきっと好きだと思いますよ。見てみたらどう?
 
というわけで、最後の言葉もティナさんが紹介していたフレーズで。
 
If anything can go wrong... Fix it!
Happy Collaboration!