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Pachi's Blog Annex ~自薦&自選よりぬき~

『Pachi -the Collaboration Energizer-』の中から自分でも気に入っているエントリーを厳選してお届けします♪

シゲキ体験「質問会議」

オリジナルはこちら(2012/3/15)

 

ちょっと時間が経ってしまったのですが、先週の金曜日に立教大学のビジネス・リーダーシップ・プログラム(BLP)が実施している「質問会議」に参加させていただき、シゲキ的な体験をしてきました。

「質問会議」と聞いて「あれね!」と思う人には役に立たないと思いますが、「なにそれ?」という方も多いと思うので、その内容と感想を、忘れちゃわないようにここに書いておきます
 
まずは、質問会議の基本的なことを:

 
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■そもそも質問会議とは…
参加者が意見を言うことなく、質問とそれに対する答えのみで進行していく会議
 
■質問会議のルール
- 「質問とそれに対する答え」以外の方法でのコミュニケーションは、例外的に設けられた2つのタイミング以外では禁止。
- 「ALコーチ」というファシリテーター兼進行役的な役の人はいつでも介入できます
 
■会議の進め方
- ALコーチを中心にルールと規範の設定/確認後、参加者から問題が提示されます。
- この後は、問題提示者に対して、参加者が問題を明確化するための質問をしていきます。それに対して質問された側は答えを言っていきます。重要なのは、ここで発言されるのはあくまでも質問とそれに対する回答だけです。そしてそれが続いていきます。
 
ただし、質問と答えが続く間に、質問会議を質問会議足らしめる鍵となる以下の時間がALコーチによって取られます。
- これまでの経過の確認を振り返る時間
- 個々の質問者による問題の再定義 
- 問題提示者による問題の再定義と、それに対する同意・不同意の協議
- 再定義された問題に対する目標とゴールの設
- 行動計画の作成
- 行動計画に対するメンバーの支援の発表
- 会議全体に対する振り返り
- 上記以外にもALコーチはいつでも介入できます
 
とまあ、これだけ見てもやはり良くわからないですよね。
質問会議の基本的な部分をもう少し知りたいという方には、下記のサイトをオススメします。
 
質問会議とは
質問会議の流れとポイント (質問会議の勉強をされた方によるポイント解説)
 
それでは、少々乱暴ですが、実際に参加してみて感じたことを
その前に、これはあくまでも質問会議を2セット(60分強×2)初めて体験しただけという、まったくのド素人である私Pachiの感想です。
ゆめゆめこれだけで質問会議自体を判断なさりませぬよう…

 
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◎問題提示者にとって、夢のような時間が流れます。

会議参加者全員が「私が抱える問題」を自分の問題のように捉え、それを解くために頭を使ってくれます!
最後に作成される「行動計画」以上に多くの気づきや新しい視点を得られます。
→ 一方で、これを企業内で行うには参加者みんなの時間を独り占めするわけで、それだけの効果があることを証明する必要が出てきそうです。
 
◎「問題解決」自身は効果の一部であって、チーム・ビルディングの要素がとても強いものだと感じました
新しいチーミング時や、既存チームが新たな取り組みを始める際などにかなり効果があるのではないかかと思います
 
◎ALコーチの役割がとても大きいであろうという予想はその通りでした。
場への介入のタイミングや方法など、ALコーチにはファシリテーターとしての基礎や資質がある程度必要だと思います。
 
◎質問者として参加している際、「問題を解決しよう」という意識よりも「新たな視点を投入しよう」という意識が強くなりすぎる傾向がある自分を感じました
これは個人の癖なども関係すると思いますが、常に予定調和を崩そうという傾向のある私には「問題解決」へのフォーカスが難しかったです。
 
「問題解決へのフォーカスが難しかった」ということと強く関連するのですが、最後の振り返り時間で「問題の再定義の協議」という時間がとても貴重なことに気づかされました
この「問題の再定義の協議」は、唯一「自分の意見」を言える時間なのです。なので、ここで本当に「この後、問題を自分ごととして捉えて会議に参加できるか」の自己修正をする大きなチャンスでした(が、初参加の今回はそのチャンスを上手く活かせませんでした)。
 
この場ではどんな問題を会議にかけたかはナイショにしますが(2セッションのうちの1つで「問題提示者」をやらせていただきました)、本当に夢の時間でした。
だって、モチベーションに溢れている立教大生が、私の問題を一緒に解こうといろんな角度で問題の深堀や本質探しをしてくれるんですよ? まさに夢の時間!
 
ただし、1時間強のセッション中は脳フル回転でかなり疲れるものです
最初に質問会議を知った『質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか? (清宮 普美代 著)』という本に、以下のようなフレーズがあったのを思い出しました
"脳とは、質問されることによって動き出す機械。質問とは相手の脳を働かせるスイッチ"
(手元に本がなく、読書メモを見直して書いているので、言葉やフレーズは本のままではないかも知れません。)
本当にその通りだな、と実感できた機会でした。
ただ、2セッションでその本質をマスターできたとはとても思えないので、またぜひ質問会議に参加できるチャンスをみつけていきたいと思います。
 
あ、そうそう。
先週の質問会議への参加は1ケ月前くらいに決まっていたのですが、2週間ほど前に『IDEA HACKS!2.0 (小山 龍介、原尻 淳 著)』を読んでいたら、その中でも取り上げられている(サラッとですが)のを見つけてビックリしました。
ひょっとしたら、大きなムーブメントになるかも? ですね。
 
Happy Collaboration!