オリジナルはこちら(2012/8/3)
昨日はLooopsさんのオフィスにお邪魔し、社内SNSとソーシャルゲームを最重点分野として活躍しているコンサルタント岡村健右(おかむらけんすけ)さんとじっくり会話させていただく機会をいただきました(岡村さん、ご招待ありがとうございました!)。
実は、こ
れまで岡
村さんと
はイベン
ト会場な
どで「ニ
アミス」
経験はあ
ったので
すが、ち
ゃんとお
会いする
のは初め
てでした
。
でも、自
分で言う
のもなん
ですが、
お互いベ
ースとな
る深いと
ころでか
なりガッ
ツリ「共
感」でき
た気がし
ています
。結局、
Looo
psオフ
ィス~居
酒屋~ダ
ーツバー
と場所を
変えなが
ら5時間
ほどソー
シャルウ
ェブとゲ
ーミフィ
ケーショ
ンの話で
盛り上が
りました
。
(後半は
全然違う
遊びの話
もしてた
、かなw
ww)
興味深い
話が本当
にたくさ
んあった
のですが
、このブ
ログでは
とりわけ
昨日の岡
村さんと
の対話に
触発され
て、私の
中で非常
にすっき
りとした
ことをシ
ェアさせ
てもらお
うと思い
ます。
■「本業で社会に貢献しないCSRなんてまやかし?!」
■ 社内ソーシャルは「企業文化変革装置」
■笑顔の多い会社が笑顔の多い社会を創る
■「本業で社会に貢献しないCSRなんてまやかし?!」これはあ
る勉強会
での知人
の発言で
、同様の
発言をこ
こしばら
くの間に
数人から
聞きまし
た。曰く
「流行を
追うよう
に
CSR活動をす
るなんて
企業とし
て恥ずか
しい。企
業は本業
に関係し
た形で社
会に貢献
すべきだ
し、本質
的には利
益を出し
て税金と
雇用で貢
献するも
のだ」。
この意見
には、き
っといろ
いろな想
いが込め
られてい
るのだろ
うと想像
します。
確かに、
流行とし
て追って
しまうと
、短命で
終わって
しまいそ
うだとい
う心配が
付きまと
うもので
す。
それでも
、本質を
追うのと
同時に「
とは言え
、今すぐ
できるこ
とや簡単
なことか
ら手を付
けていく
」ことが
大切なの
は明白だ
と思うの
です。そ
してもっ
と言うと
偽善のCSRであってもそれによって救われる人がいるなら、ないより遥かにマシです。
ここまで
は岡村さ
んと私の
共通見解
で、以下
は私の独
白です(
蛇足かな
…)
企業の本業とはいったいなんでしょうか?
Amazonが「オンラインの本屋さん」から、たくさんのWebサービスを支える巨大な「クラウド・サービス・プロバイダー」へと進化してきたのは多くの人が知っていますよね。
Sonyの本業、そしてIBMの本業…これらは電気機器やパソコンだけではないし、イノベーションのジレンマを乗り越えるために自ら変革を続けている企業はたくさんあります。
自分自身で「本業」を狭くセットする必要は私にはわかりません。
■ 社内ソーシャルは「企業文化変革装置」社内ソー
シャルに
は大きく
2つの役
割がある
というの
が私たち
の見解で
した。
1つは「
コミュニ
ケーショ
ンを潤滑
にし、風
通しの良
い会社に
するもの
」。
その結果
、今とい
う変化し
続ける時
代を常に
意識して
、そこに
主体的に
チャレン
ジしてい
こうとい
うマイン
ドを強め
ていくた
めのプラ
ットフォ
ームとな
るものと
いう役割
です。
そしても
う1つは
「業務を
より効率
的/生産
的/イノ
ベーティ
ブにする
もの」。
コミュニ
ケーショ
ンや考え
方だけで
なく、仕
事そのも
のやプロ
セスなど
を含めて
「オープ
ン」「シ
ェア」を
発想の中
心として
(もちろ
ん、何も
かもオー
プンにし
て共有す
ればいい
ものでは
ないこと
はお分か
りいただ
けると思
います)
、よりス
マートに
クリエー
ティブに
働いてい
こうとい
う考えで
す。
岡村さん
との対話
から浮か
び上がっ
てき面白
い点は、
大きな傾
向として
両者を追
う場合に
は「ビッ
グデータ
の蓄積」
「分析ツ
ールによ
る解析」
「推奨機
能の一層
の先進化
」という
辺りの機
能がポイ
ントとな
り、クラ
ウドベー
スのツー
ルだと少
々足りな
いところ
があるよ
うです。
■笑顔の多い会社が笑顔の多い社会を創る
説明は要らないですよね?
年代的に
も、影響
力でも、
社会の一
番の中核
となるの
は働いて
いる人た
ちです。
この人た
ちが前向
きに、H
appy
に笑顔で
働ける会
社は良い
企業だし
、そうし
た良い会
社が増え
れば社会
がもっと
良くなっ
ていくと
思います
よね。
そして、
こんな風
に笑顔の
多い会社
を作るの
が前述し
た「社内
ソーシャ
ル」の1
つ目の役
割です。
社内に存
在する「
人」や「
想い」と
いうすば
らしいコ
ンテンツ
を、もっ
と早くも
っと広く
もっと強
く社内に
流通させ
るのが社
内ソーシ
ャルです
。
そのため
には、た
だツール
があれば
良いとい
う訳では
ありませ
ん。良い
ものを広
げやすく
するのに
とても有
効なのが
「ゲーム
の力」で
す。
去年から
さまざま
なところ
で「ゲー
ム化」や
「ゲーミ
フィケー
ション」
という言
葉が注目
されてい
るのはご
存知です
か?
ゲームという言葉を「遊び = 仕事の反
対にある
もの」や
「息抜き
や逃避」
とだけ考
えてしま
わないで
ください
ね。ゲー
ムの歴史
って、私
たち人類
の歴史と
同じくら
い古いも
のだし、
ゲームが
あるから
人類の今
があると
いう説も
、よくよ
く考えて
みればか
なり説得
力がある
ものだと
思いませ
んか?
おや、思わない? そうですか。
そんな人
は(そし
てそうじ
ゃない人
も)、今
月中旬に
発売予定
の岡村さ
んの著書
『
ゲームの力が会社を変える -ゲーミフィケーションを仕事に活かす-』を読んでみてはいかがですか?
私もまだ読んでいませんが、昨日岡村さんから聞いた内容やメッセージが詰まっているそうです。きっと間違いなく、私よりも遥かに上手に「ゲームの力」をわかりやすく説明してくれているはずですよ。
ではでは。
Happy Collaboration!