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Pachi's Blog Annex ~自薦&自選よりぬき~

『Pachi -the Collaboration Energizer-』の中から自分でも気に入っているエントリーを厳選してお届けします♪

何のために働いてます? - TEDee@IBM

オリジナルはこちら(2013/05/26)

 

TEDee(テディー)という英会話のコミュニティーがあるのを存知ですか?

「日本人にもっと英会話の機会を!」という大学生を中心としたボランティア団体で、みんなでTEDを見て英語でディスカッションするという無料イベントを、東京のどこかでほぼ毎日開催しています。

 

イメージ

TEDeeのVISION(TEDee Webサイトより転載): 英語というボトルネックをなくして、みんなが存分に自分の世界を広げ、夢を実現していける世の中を創る

 

私も4月に初めて参加してみました。とてもオープンな雰囲気で、良い時間と学びのモチベーションを得られました。

そして、こんないい取り組みなら、もっと多くの人に経験して欲しいなぁと強く思いました。

さらにどうせなら、英語の必要性を強く感じていて、かつ、学生と交わる経験がそんなに多くなさそうな、IBM社員にとっても有益なんじゃないかと思い、IBMの社内ソーシャルに体験レポートを書いて参加希望のアンケートを取ってみました。

 

 

うん。やっぱり結構興味ある人多そう!

というわけで、さっそくIBMでの開催を企画することにしました。すると偶然にも、今年新卒で入社した新人社員の中に、学生時代にTEDeeにガッツリ関わっていたという女性が!

コンタクトしてみたところ、彼女もやってみたいということだったので、さっそく手を組んで企画しました。

 

理想的には、IBMのオフィスを会場にすることで社員が気軽に参加できて、さらに学生をはじめとした社外のいろいろな人たちが参加できるのがベスト。

とはいえ、実際にはビルのセキュリティーやら運営チームの人手やらといった問題もあり、オープンに誰でも参加できる形にするのは難しそう…。

んー。最初から考えてばかりいても、理想ばかりを追っても始まらないしね。

 

 

なにはともあれ、まずはできるとこからできることからはじめよう!

プロデューサー(ファシリテーター)のようすけさん

 

というわけで、やってみました。

 

参加者はIBM社員限定で、かつ人数も少人数でのスタートでしたが、参加者のみんなは喜んでくれたし、もちろん私も楽しめました!

今後も第2回、3回と続けて行くつもりです!

 

と、TEDee開催そのものもトピックなのですが、実は今回の記事のキーポイントはここからです。

TEDeeでは毎回一本のTED Talksビデオを観るのですが、写真にも写っているプロデューサーのようすけさんが選んだのは、行動経済学者のダン・エリアリーのプレゼンテーション 『What makes us feel good about our work?』だったのです。

 

プレゼンテーターのダンは、ちょうどひと月ほど前のブログ記事『「おかね道」。そして「ぼくとみんなとそしてきみ」。』でも紹介させてもらった私の大好きな本『予想どおりに不合理』の著者です。

 

『予想どおりに不合理』でも人間の不合理な心理を探る数々の面白くもちょっと意地悪な実験とその結果や洞察が紹介されていますが、今回の『What makes us feel good about our work?』も、人間のやる気のメカニズムに迫るとてもおもしろいプレゼンでした。

 

 

紹介文を日本語に訳してみますね

 

ダン・アリエリー 「私たちに仕事を楽しませているものとは?」

何が、私たちに仕事へのやる気をもたらしているのでしょうか?

「お金のため」とは古くから言われていることですが、それだけではありません。とは言え、「喜びのため」というのもちょっと違うようです。

どうやら、成長の実感と目的意識が、多くの人にとっての前進の秘訣のようなのです。

行動経済学者のダン・エリアリーが、2つの驚きの実験を通じ、予想外でビミョーな仕事に対する心理を明らかにします。

 

Dan Ariely: What makes us feel good about our work?

What motivates us to work? Contrary to conventional wisdom, it isn't just money. But it's not exactly joy either. It seems that most of us thrive by making constant progress and feeling a sense of purpose.

Behavioral economist Dan Ariely presents two eye-opening experiments that reveal our unexpected and nuanced attitudes toward meaning in our work.

 

 

 

面白そうでしょ? ぜひ、皆さんもご自身で見てみてください!

 

え、そうでもない? 観る気にならない??

んん…。

 

では、ビデオの中のダンの言葉を幾つかピックアップして、日本語でキャッチフレーズをつけてみます。

 

なぜ、登山家は繰り返し山に登るのでしょう? 登っている間は「あーもうこんなのコリゴリだ!」なんて言ってるくせに?

If you read books of people who climb mountains, difficult mountains, do you think that those books are full of moments of joy and happiness? (…) the moment they would get to the top, they would say, "This was a terrible mistake."

 



毎晩毎晩、深夜までパワポでプレゼン作成をしている彼。でも、作っている間はむしろ幸せを感じていたとか…。

Now at the moment when he was working, he was actually quite happy. Every night he was enjoying his work, he was staying late, he was perfecting this PowerPoint presentation. But knowing that nobody would ever watch that made him quite depressed.

 

 

作っても作っても、完成と同時に壊されるレゴブロック…。この作業、いったいいくらの給料ならあなたは続けられますか?

People were not curing cancer or building bridges. People were building Bionicles for a few cents. And not only that, everybody knew that the Bionicles would be destroyed quite soon. So there was not a real opportunity for big meaning.

 

 

プログラマーからプログラミングのチャンスを取り上げると、出社は遅くなり、計上経費も上がる?!

"How many of you now show up to work later than you used to?" And everybody raised their hand. I said, "How many of you now go home earlier than you used to?" And everybody raised their hand. I asked them, "How many of you now add not-so-kosher things to your expense reports?"

 

 

モチベーションを上げるには、ただ一言を言えば良い? モチベーションを下げるには、シュレッダー1台あれば良い?

The good news is that by simply looking at something that somebody has done,
scanning it and saying "uh huh," that seems to be quite sufficient to dramatically improve people's motivations (...) The bad news is that eliminating motivations seems to be incredibly easy....

 

 

教えます! ケーキを美味しくする方法。家具が好きになる方法。折り鶴を高く売る方法。

Now I think a little bit like the IKEA effect, by getting people to work harder, they actually got them to love what they're doing to a higher degree. So how do we look at this question experimentally? We asked people to build some origami.

 

 

意義、創造性、チャレンジ、当事者意識、アイデンティティー、プライド!

if we added all of those components and thought about how do we create our own meaning, pride, motivation, and how do we do it in our workplace and for the employees, I think we could get people to both be more productive and happier.

 

 

あなたのやる気はどこから? 何のために働いていますか?

Happy Collaboration!