社員と組織をエナジャイズするソーシャル・コラボレーション
オリジナルはこちら(2013/09/11)
もう10日ほど経ってしまいましたが、8月の終わりにNikkeiBP社主催の「Business Social Communication Forum ~ソーシャルで進化する社内情報共有ソリューション~」というイベントで、「どうすればソーシャル・コラボレーションツールが使われるようになるのか」 「IBMが企業内ソーシャルの推進をどのように進めてきたのか」という話をちょこっとしてきました。
短い時間で伝えられるようにとポイントをかなり絞り、小難しい話は抜きにしてシンプルに伝えることに徹したつもりですが…さて、どうだったでしょうか。
ここ何日かの間に「話の内容教えて!」と何度かリクエストいただいたので、「社員と組織をエナジャイズするソーシャル・コラボレーション」の私のパート(メインスピーカーの行木さんとコンビを組んだ講演でした)をご紹介します。
興味をお持ちいただけたら、ぜんぶで11枚の短いスライドなので、下記のSlideshareと解説をご覧ください。
P1 人間、誰しも得することが好きで、損することが大嫌いですよね。
これはビジネスの場でも変わりません。というより、むしろビジネスの場ではより一層そうなります
P2 社内SNS(企業内ソーシャル)においても同じです。
「社内SNSを始めたらこんなことが起こりました」という私の周りのエピソードを
P3 「グローバル・プロジェクトのリードタイムが1/3になった!」なんて話も、特に珍しくなくなっています
P4 情報システムやマーケティング、経営企画などの部門には、相談事が集まってきます。
ソーシャル・コラボレーションツールで解決できることが、そこにはあるはず
P5 小さな成功を手に入れたら、そのやり方を横展開できる人や部門に話を持っていきましょう
P6 周囲を見渡せば、身近な人や部門に成功事例が…。
こうなると、人は「使わないと損する!」という気持ちを強く持つようになってきます
P7 人は、得すること以上に損することを恐れる生き物です。
P8 こうしたやり方を進める一方で、新しいツールを推進するには新しい「なんだこれ?! 感」も大切。
というわけでチャレンジ司令官 来楽暮玲子(こらぼれいこ)登場
P9 新しいものを「新しいから」という理由で嫌う人や、これまでのやり方やプロセスをただひたすら妄信する相手には、きっちり向き合います
P10 とは言え、やっぱり一社員の立場で正論を言うのは正直シンドイところも。。。
そんなときには玲子さんの力も借ります
P11 「どうやって定着させるか」という話もよく耳にしますが、人と組織が必要とする情報が集まり、仕事を効果的に進められる「オンラインの職場」がそこにあれば、社員はそこにやってくるようになります。
違う言い方をすれば、ツールを定着させる方法を考えるのではなく、そこを社員が業務を進めやすい場所、高い価値を生み出しやすい場所、コラボレーションを実践しやすい場所にする方法を考えることが王道であり、より本質的と言えるのではないでしょうか。
全社的なコラボレーションを深化させ、イノベーションを加速する、企業内ソーシャルを。
Happy Collaboration!