Pachi's Blog Annex ~自薦&自選よりぬき~

『Pachi -the Collaboration Energizer-』の中から自分でも気に入っているエントリーを厳選してお届けします♪

ワークライフとソーシャルコラボレーション

オリジナルはこちら(2016/8/7)

 

  • 「ワーク・ライフ・インテグレーションのためのソーシャルツールってパチさん言うけど、結局私の生活の何を良くしてくれるんですか?」

  • 「ソーシャルな働きかたって言うけど、どこからどうアプローチすればいいんですか?」

  • 「新しい働きかたの実現とソーシャル・テクノロジーって、具体的にどう関係しているんですか?」

 

どれも、この数週間の間に、社内外でのディスカッションの場で出てきた話です。

質問にはその都度お答えして、その場ではある程度ご理解いただけているとは思うのですが、回答の根本となる部分についてははたしてどれだけ伝わっているんだろう? とも感じています。

今回は、こうしたテーマのベースとなる部分について、今、強く感じていることを書きます。

 

■ ワーク・ライフ・インテグレーションのためのソーシャルツール

自らの人生観を軸に、ワーク(職業生活)とライフ(個人生活)を柔軟、かつ高い次元で統合し、双方の充実を求めること。それによって、生産性や成長拡大を実現するとともに生活の質を高め、充実感と幸福感を得るなどの相乗効果を目指す働き方をいいます。

–これは、「日本の人事部」人事辞典に載っている「ワーク・ライフ・インテグレーション」という言葉の説明です。
(「ワーク・ライフ・インテグレーション」より)

 

「分かるような分からないような…」とか「理想であり現実と離れている」とか、そんな感想を持たれる方も少なくないようですが、私は「自分の価値観 を軸に、生活と仕事をかけ合わせてより大きな満足感を得られるように生きるための手段」の1つが、ワーク・ライフ・インテグレーションだと思っています。

「手段の1つ」なので別の手段もあります。

その代表が「生活と仕事のそれぞれを分離させ、それぞれから満足感を得るための方法」という「ワーク・ライフ・バランス」ですね。

 

どちらが良い悪いというよりは、価値観の問題なんだと私は思っています。

ただ、現実には「ワーク・ライフ・バランス絶対主義」を貫くことが、「生活と仕事をきっちり線引きして分離させる」ことが、どんどん難しくなっているのが現状ではないでしょうか。

 

ちょっと極端かもしれませんが、先日、友だちに「なぜワーク・ライフ・インテグレーションのほうが良いと思うのか」を説明していたとき、「うん、同意するかどうかはともかく分かりやすい」と言ってもらったものを紹介します。

 

一般的な日本の職場って、身内が死んだときは何も言わず「休みなさい」と快く有 給休暇を追加して休みをくれるのに、ちょっとした病気を看病してあげたいとかお見舞いに行ってあげたいなんてレベルだと、「それは既存の有給休暇を使うよ うに」とか「業務外の時間」でって言われたりして、結局、遅刻や早退をしたり、ぶっちゃけウソついたりしてどうにかしている人がほとんどだよね。

でも、ワークライフ・インテグレーションが実践されていて、ソーシャルコラボレーション・ツールが配備されていれば、場所に関係なく「脳みそが仕事をしているかどうか」が問われるよね。

「どこにいるか」っていう場所が問われる場面の数がぐっと減って、時間を細切れにして働くことができるようになる。

そうすると「看病」ほど大きなことじゃなくても、「子どもとテニス」とか「めったに会えない友人とのお茶」とか、「どうしても見たいテレビ番組」とかとか、ライフ側のやりたいことを優先できる場面が拡がる可能性も意味してくるよね。

「この時間のこのミーティングにはオフィスから参加して欲しい」「この時間まで にこのクオリティーのアウトプットを提出して欲しい」なんていうワーク側の優先順位の高い事項と、自分のライフ側の優先順位の高い事項を、お互いが持ち 寄ってすり合わせて納得し、それぞれが満足できるようにして暮らすことができる。

「”命 > 仕事 > その他”っていう旧い優先順位に従え」、あるいは「(ばれないようにウソついて)従っている振りをしろ」っていう会社と、ワークライフ・インテグレーショ ンや、ソーシャルコラボレーション・ツールを導入・実践している会社と…。これからますます多くの人が企業を見る際のポイントにしていくんじゃないかな。

 

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書いてみたら思ったよりも長くなりました。

「ソーシャルな働きかたって言うけど、どこからどうアプローチすればいいんですか?」「新しい働きかたの実現とソーシャル・テクノロジーって、具体的にどう関係しているんですか?」
–これについては次回書くことにしますね。

 

Happy Collaboration!