Pachi's Blog Annex ~自薦&自選よりぬき~

『Pachi -the Collaboration Energizer-』の中から自分でも気に入っているエントリーを厳選してお届けします♪

点滅中の横断歩道から

オリジナルはこちら(2014/9/8)

 

最初の質問です。

まっすぐに歩いてきたあなたは、見通しのよい交差点にさしかかりました。

信号は赤です。左右はるか先まで見渡しても、車や自転車などの姿は見あたりません。


あなたは、信号が青に変わるまで待ってから交差点を渡ります?

 

 

次の質問です。

状況は最初の質問とほぼ同じですが一つだけ違うところがあります

あなたの前には小さな子どもとお父さんが手をつないで信号が変わるのを待っています。

あなたは、信号が青に変わるまで待ってから交差点を渡りますか?
 

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ここ一週間ほどいろんなところで出会ったいろんな人に聞きまていた質問です

ちゃんと数字をメモしていたわけではありませんが多い順に書くとこうなります。


1. No-Yes / 2. Yes-Yes / 3. No-No / 4. Yes-No

 

理由や意見はさまざまでしたが以下に代表的なものや記憶に残っているものを書きました。

 

1. No-Yes - 子どもの教育上、大人がちゃんと見本を見せない

2. Yes-Yes - どんなルールにもきっと意味はあるのだろう

3. No-No - 危険防止のためのルールなのだから不要なときにまで守る意味はな

4. Yes-No - 子どもの教育上、ルールを守らない大人もいることを見せない

 

 

どれが正しくも間違ってもいないと私は思っています

みんなが自分の考えで、自分の選択をすれば良いんだと思います。

 

そんな「選択」の理由が聞きたくて私はさらに質問や会話を続けます

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1のあなた。ねえ突然、来月から誰も信号なんて守らない東南アジアのどこかの国で暮らすことになるかもよ

ひょっとしたら、最初の質問のときにもマンションのベランダから「赤信号は待たなきゃいけないのって交差点を見下ろして話していた親子がいたかもね。

大人は子どもの規範にならなきゃいけないの? 社会的影響力の強い人は無難なことしかしちゃいけないの?

 

2のあなた。…んー、そうですか。信号が壊れていませんように!

 

3のあなた。そうだよね。じゃあ前で子どもと手をつないでるお父さんが「信号守んないヤツとかぶっ飛ばしてやるぜっ!ってイキってても渡りますよね?

もちろん保育園の前でたくさんの子連れの親御さんが信号待ちしてるときですよね!

あ、今は子どもいないんだっけ? 子どもができたら変わるなんてことないよね?

 

4のあなた。…はいはい。お茶目さんはいはい。

 

たんなるイチャモンですね。

 

 

でもなんだか考えることよりも周りの雰囲気に合わせているだけの人が多い気がしてヤなんです。

環境により行動が変化するのはあたりまえのことなんだけどそれは本当に環境ですかね?

人目を気にしてばかりで「大人の役割り」とか言いながら自分で自分を不自由にしているだけだったりして?


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このもやもやのきっかけを与えてくれたのは一週間前の交差点での出来事でした。



「あ、変わっちゃうな」と言いながら、後ろを歩いていた男性点滅を始めた歩行者信号を見上げながら走って追い抜いていきまた。

車はどこにも見あたらず私はそのまま赤に変わった信号の方へと歩いていました。

追い抜いていった男性は信号の下にしばらく立っていたかと思うと、私を振り返り「チッ!」と言い、再び走っていきました


いろんな人と話をして、それでもいまだにもやもやしています。私の答えは3です。

 

Happy Collaboration!