『パオロ・マッツァリーノの日本史漫談』と牛乳で、反骨心を太く育てよう!!
オリジナルはこちら(2014/11/10)
もともと
でも最近
ただし、
だってな
それとも
…と、こ
そうか。
まあ、そ
そんな私
『パオロ
常識とか
この反骨
切れ味の
(なお、
取り上げ
■おいしい牛乳のみたいな
日本の牛
この本を
そして、
以下は上
牛乳が好
ほんと、アンケートってコワいですね。
アンケー
ト調査っ て、コワ いんです よ。牛乳 は好きか 嫌いか、 とだけ聞 かれれば 、イエス と答える 人は多い 。でもこ れは、純 粋に牛乳 という存 在だけを 想定した 回答なん です。現 実の人生 における 選択は絶 対的でな く、つね に相対的 です。牛 乳の他に も飲み物 の選択肢 は沢山あ ります。 魅力的な ライバル がひしめ く中で、 牛乳をあ えて選ぶ かとなる と、自ず と答えは 変わって きます 。 (…)本
当に牛乳 が好きな ら、中学 卒業後も 飲み続け るはずで すが、飲 まなくな るってこ とは、じ つはたい して好き ではなか ったって ことです 。中学ま では給食 で出るか ら、惰性 でほぼ毎 日飲んで るだけな んです 。
■新聞と広告
新聞を中
雑誌だけ
「紙の新
朝日新聞
が一面全 広告をは じめたと きの変わ りっぷり がまた、 すごいん です。1 904年 (明治3 7)12 月31日 までは、 朝日の第 一面は広 告をまっ たく載せ ていませ ん。記事 のみだっ たんです 。広告が 載るのは 二面以降 で、最終 面にまと めて載せ ていたり 、広告だ け別刷り になって る時代も ありまし た。それ が突如、 180度 の方針転 換です。 明治38 年1月1 日から、 第一面を すべて広 告にして しまいま した。な んという 大胆なビ ジネスモ デルでし ょう 。
なお、メ
いわく
「認識を
ただこの
知らなか
最後に3つ、そんな言葉を。
おたくの
お子さん に、「交 通ルール を守りな さい」と いい聞か せたとし ましょう 。こども は素直に ルールを 守り、信 号が青に なったら 横断歩道 を渡りま す。そこ へ、交通 ルールを 無視した クルマが 赤信号で 突っこん できたら 、ルール を守った こどもの ほうが轢 かれてし まうので す 。 人里にク
マが出没 したら、 看板にな んて書き ますか。 「クマに 注意」で すよね。 「自然界 のルール を守りま しょう」 なんて書 くマヌケ はいませ ん 。
(『東京の牛』より)
◇
太平洋戦
争につい ては、戦 争の悲惨 さという 視点から 語られる ことがお おいので すが、そ れは本土 が爆撃さ れるよう になって からで、 最初のう ちはけっ こう国民 も盛り上 がってい たようで す 。 日露戦争
時の日本 人のはし ゃぎよう といった ら、太平 洋戦争の 比ではあ りません 。 (…)1
00年も 前の世相 を、現代 の倫理道 徳のもの さしで批 判否定す るのは無 意味です 。むかし の人たち は、こん なこと考 えてたん だ、やっ てたんだ 、とおも しろがる だけでい いんです (逆に、 むかしの 人の行為 を道徳的 に尊敬し たり正当 化するの も無意味 なことで あると、 クギをさ しておき ます) 。
(『戦前の一面広告』より)
◇
大正末に
出版され た『貘の 舌』とい う評論集 で、内田 魯庵はす でに亡国 論のいか がわしさ を見抜い ています 。 魯庵はこ
ういいま す。新し い文明が 燎原の火 のごとく 広がると きは、い つでも古 い文明を 驚かす。 鉄道が敷 かれれば 街道の宿 駅の連中 が騒ぐ。 自動車が 増えれば 馬車が廃 れる。活 動写真が 流行れば 寄席が廃 れる。そ のたびに 、新たな ものを排 除せんと 、亡国論 が台頭す るのだ、 と 。
(『たと
Happy Collaboration!