このイベ
ントはI
BM協賛
で、ソー
シャルウ
ェア エバンジ
ェリスト
の行木さ
んなども
登壇され
たのです
が、IB
Mのセッ
ションの
感想を私
が書いて
もちょっ
とね、と
いうこと
で、最後
のトーク
セッショ
ン(パネ
ル・ディ
スカッシ
ョン)「
今、実行
すべきソ
ーシャル
・メディ
ア、ビジ
ネス活用
の戦略 ソーシャ
ルを用い
て何がど
う変わる
のか?」
の感想を
書こうと
思います
。
<パネリスト>株式会社トヨタマーケティングジャパン 喜馬 克治 さん
株式会社ループス・コミュニケーションズ 斉藤 徹 さん
日本アイ・ビー・エム株式会社 行木 陽子 さん
<モデレータ>CIO Magazine 編集長 福田 悦朋 さん
主に、マ
ーケティ
ングの観
点でソー
シャル・
メディア
をどう使
っていく
かという
話と、社
内でソー
シャルを
どう活用
していく
かという
話だった
のですが
、マーケ
ティング
観点の話
も、社内
ソーシャ
ルにガッ
ツリ活か
せるので
は? という点
がありま
したので
、そのあ
たりを中
心に。
「場を作れば人は来てくれる。コミュニケーションしてくれる」--それは幻想でしかない。場を作るというのはそうとう難しいことで、かなり上級。一般的には、活性化している場に入っていくという感覚が重要で、みんなが参加している場に企業が入らせていただくということ。
これは、
マーケテ
ィング観
点の話だ
ったので
すが、社
内ソーシ
ャルにも
非常に参
考になる
ことだと
思います
(「場を
作りさえ
すれば活
性化する
」と思っ
てる人は
さすがに
いないと
思うけど
)。
ポイント
は「活性
化してい
る場に入
っていく
」という
点ではな
いでしょ
うか。社
内ソーシ
ャルのス
タートを
考えると
き、オフ
ラインで
すでに社
内で活性
化してい
るコミュ
ニティー
を巻き込
んでいく
ことを考
えるとい
いのでは
ないか?
と思っています。
どうやって? たいていの場合、盛り上がっているコミュニティーの中心には、盛り上げている人なり中心チームがいるもの。
その人たちのニーズなどをヒアリングして、社内ソーシャルに取り込んでいくことを考えてはいかがかな、なんて思います。
社内SNSが活性化しないのにはしないわけがある。そこをきちんと考えていかないといけない。ノウハウを持ってる人ほど"自分のノウハウを出してしまったら、その後自分はどうなるのか"と考えてしまう。そこを本人にとってもプラスになるような仕組みなりを作っていく必要がある。
この後、
話は「や
はり発信
者へのイ
ンセンテ
ィブがな
いとね」
となり、
IBMで
はGiv
e Back
という仕
組みがあ
って、社
内ソーシ
ャルなど
の仕組み
でナレッ
ジを共有
すること
が昇格な
どの判定
基準の1
つに組み
込まれて
いるとい
う話につ
ながって
いきまし
た。私も
、これは
社内ソー
シャルを
考えると
きの大切
なポイン
トだと思
っていま
す。
そしてま
た、いろ
いろな社
内ソーシ
ャル活性
化アプロ
ーチがあ
る中で、
「各個人
にとって
のメリッ
ト」と「
部門や企
業にとっ
てのメリ
ット」の
両方が伝
えられな
いと、特
にソーシ
ャル・メ
ディアや
ソーシャ
ル・ウェ
ブに不慣
れな人が
多い組織
ではその
価値を理
解しても
らうこと
が難しい
気がしま
す。
言い換え
ると、社
内には、
自分の業
務を中心
にどう活
かせるの
かと考え
る人たち
と、部門
や事業部
としてど
う活かせ
るのかを
考える人
たちがい
て、その
両者に支
持されな
ければな
かなか広
がってい
かないか
らってこ
とですね
。
ただ、ループス 斉藤さんが言われていたように、「インセンティブで惹きつける活性化」は本質的ではないと私も思っています。
スタートの段階ではこうしたインセンティブを上手に使いつつも、途中からは、ソーシャルの価値を実感できる場面がたくさん発生し、それを実感したユーザーが周りを巻き込んでいき、気づいてみたら「これがなきゃ仕事が上手くいかないよ」というような状況を作り上げていくのがより本質的な社内ソーシャル活性化ではないでしょうか。
また、ソーシャルの中心にいるのは人間ということを忘れないことも大切ですよね。
人って、しょっちゅうソーシャル上で恩恵を受けている相手には、同じようにお返ししたくなものですよね。そこから「私も提供する側に回ってみよう」とか、「ソーシャル上で活動してみよう」って、案外つながっていくものです。
最後に、
これはト
ークセッ
ション前
にセッシ
ョンもさ
れた、ル
ープス 斉藤さんについて少しだけ。
斉藤さん
の講演は
これまで
何度か直
接聞いて
いたので
すが、今
回感じた
のは、C
IO Maga
zine
主催とい
うことで
、「ひょ
っとした
らCIO
やその周
辺の人に
耳障りの
良いトー
ンに変え
てお話さ
れるのか
な?」と
思ってい
たのです
が、普段
とまった
く同じ物
静かなが
ら熱い雰
囲気で、
「旧来の
管理主義
を変えて
いかなけ
れば!」
というメ
ッセージ
を強くお
話されて
いたこと
です。
SHARE文化や
オープンリーダーシップ文化を、
社内のマ
ネージメ
ント層に
こそ広げ
ていくべ
きという
話(正直
、これが
会場でど
れだけ受
け止めら
れていた
かは…)
。
また、プ
レゼンの
中で流さ
れるボブ
・ディラ
ン、ジョ
ン・レノ
ンの名曲
。
反体制の
ロック・
レジェン
ドたちの
曲をバッ
クに映し
出される
スライド
には、現
状の見直
しを求め
る言葉や
数字がメ
ッセージ
として並
んでいま
す(少な
くとも、
私にはそ
う見えま
す)。
はて、これは私の思い込みでしょうか?
というこ
とで、最
後はレポ
ートとい
うよりも
、斉藤さ
んへのフ
ァンメッ
セージの
ようにな
ってしま
いました
が、ま、
たまには
こんなの
もアリっ
てことで
。
Happy Collaboration!